レポート&コラム

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2024/03/12
今投資すべきトップ女性ファンド・マネージャー
2024/01/22
NISA概要レポート 20241

Strategic Vistas:米国のフィデューシャリー・デューティーが二転三転!

  <三菱UFJ国際投信 チーフファンドアナリスト 松尾 健治>     ──米国でSECルール(案)が2018年4月18日に発表されました。 その前身であるオバマ政権によるDOLルールは、米国の証券会社による投信・保険販売やアドバイザー・ビジネス、そして投信そのものをも大きく変化させ、日本でも金融庁が参考としています。 後継のSECルールは、個人投資家全体を対象としており、ブローカー(投信・保険の販売会社)に対してかかる規制であるため、日本の投信・保険等の販売会社にとっても、より重要で関心の高いものでしょう。 DOLルールと新たなSECルールとの違い、今後の日程や注目点などを分かりやすく整理し、解説します。

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フィデューシャリー・デューティの経済学① 顧客本位の業務運営」にみる日米の現状と課題

<イボットソン・アソシエイツ・ジャパン 山口 勝業>       ──昨年3月末に金融庁が公表した「顧客本位の業務運営に関する原則」は、いわゆるフィデューシャリー・デューティを明文化したもので、多くの金融機関がこれを踏まえて遵守宣言を公表しています。 筆者は過去2年、本誌7月号で毎年このトピックで論考を本誌に発表してきました。 これらのフォローアップとして、日本だけでなく最近の米国での業界動向も踏まえて、経済学からの示唆を得ながら論点を整理してみました。

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「奇跡の投資」というわけではなく、普通の人にもできる資産作り

<John Rekenthaler Director or Research, Morningstar Inc., >       ──920万ドル(約10億円)もの遺産を残していた法律事務所の秘書。 特に高給でもなく、地味な暮らしをしていた彼女がなぜそんなに多くの資産を作れたのでしょうか? ごく普通の人でまわりの誰も知らなったけれど、実は億万長者だった!という人々の秘密を解き明かします。

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米国で証券会社の投信・保険販売やアドバイザー・ビジネスが大きく変化!

<三菱UFJ国際投信 チーフファンドアナリスト 松尾 健治>     ──米国では、独立アドバイザーやリージョナル・ブローカー・ディーラーの時代が到来しつつあるようです。 大手の販売金融機関から独立したり、アドバイザーのための子会社を設立するなど、金融機関内のアドバイザー、ブローカー、ディーラーが移動しています。 独立アドバイザーが定着していない日本でも、中立的なアドバイスが必要であるとの声が高まっています。

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米国Morningstarが サステナビリティ世界地図を発表

  ──米国Morningstar が世界46ヵ国のサステナビリティの特性を調査し、比較できる形での評価を行いました。 その結果、サステナビリティは富める先進国だけのものではなく、新興国市場にも欧州並みESG 基準を満たす国が出現していることが分かりました。 サステナビリティ総合、ESG 総合、の評価のほか、コントロバーシー(ESGに影響する諸問題)、E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)、サーマル・コール(化石燃料―主に一般炭―依存度)の部門ごとの評価結果も公開しています。

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「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year2017」

 “ブレない信念・戦略を持つ”投資信託、投信会社が支持される   投資信託について、一般投資家の視点で情報を集め、自分で考え、実際に投資を行ない、ブログを書いている人達。いわゆる「投信ブロガー」は、「投資信託を買おうか、どうすればよいか」と考える新たな投資家、特に若い投資初心者にとって、今では金融機関のwebサイト以上に参考にされている。そんな投信ブロガーが投票し、良いと考える投信を表彰する「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」。運営も投信ブロガーを中心としたボランティアの運営委員が行なっており、利害関係や営利目的は全くない。その分、投資信託はコストやパフォーマンス、情報開示、運用会社の零細投資家に対する姿勢などの観点で容赦なく評価される。その中立性が注目され、会場には160人を超える個人投資家や投資を検討中の参加者が有料のチケット(会場費、トロフィーなどに充当)を買って集まった。 11回目となる2017の表彰式が、1月13日に東京大井町のきゅりあんで開催された。今回の有効投票者数は198人、各人5票を2017年10月末までに設定された投信の中から自分が「これだ!」と思う投信に投票する。5票まとめて1つの投信でも、票を分けて複数の投信(最大1票ずつ5つ)に投票してもよい。2017年はつみたてNISAが18年1月から開始されることを受け、低コストのパッシブ投信が多数設定されたこともあり、結果は下馬評通り上位の投信の顔ぶれが大きく入れ替わった。トップ10のうち6本が前回と入れ替わる激戦だ。

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米国Morningstar2年に一度の投信投資家環境レポート3/3

投信販売 前回は「B-」で平均並みだったが、今回は「平均以上」にグレードが上がった。多くの金融機関で系列運用会社以外の投信も幅広く取り扱っており、証券、銀行、保険、インターネット証券、そしてロボットアドバイザーを併用した取次ぎチャネルなど、投資家にとって多様な販売チャネルの選択肢がある点が評価された。日本籍投信だけでなく、外国籍投信も比較的手軽に同程度の手数料で購入できることも好評価であった。ただし、外国籍投信の情報開示が日本籍投信と同レベル、同形式ではない点で一般投資家に広く勧めるべきではないことが前項で指摘されている。

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米国Morningstar2年に一度の投信投資家環境レポート2/3

情報開示  前回は「C」で下から3番目の評価だったが、今回も同水準で「平均以下」となって、4つのセクションの中で最も低グレードだった。顧客本位のよりわかりやすく、より完全な情報開示が大幅に前進するよう、監督機関の更なるリーダーシップが期待されるとのコメントがあった。具体的には、一般的な投資家が理解するには、交付目論見書はまだ少し長くて厚く、扱いにくい。個々のファンド特有のリスクについての情報が不十分なケースも多く、(特にファンド・オブ・ファンズなどにおいて)コストの説明が理解しにくく、またコストの表示について率による表示のみで金額に置き換えたものが無いことが指摘された。

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米国Morningstar2年に一度の投信投資家環境レポート 1/3

「グローバル・ファンド・インベスター・エクスピリエンス(GFIE)2017」を発表 -日本の総合評価は前回のブービー(最下位から2番目)から「平均並み」に上昇-

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